私が経験した育児の中で、最も辛かったといえる育児の一つに、夜泣きがあります。
体力的なことをいったら、堂々一位かもしれません。
本当に辛かったです。
そう。“つらかった”なんです。
大丈夫です。
夜泣きはいつか終わります。
でも出来ることなら、早く終わってほしいですよね?
明日といわず、今日にも、今にも!
そこで、私の経験した夜泣きの克服方法についてお話したいと思います。
夜泣きってつらい!
そもそも夜泣きとは何でしょうか?少し調べてみると、夜泣きにも月齢によって特徴があるようですね。
しかし、未だはっきりしたことは分かってはいないようです。
なにせ相手は赤ちゃんですからね。
どうしたの?と聞いても、ちゃんとした答えすら返ってこないのですから。
うちの子も夜泣きが大変でした。
改善されたのは三歳になる年なので、いずれにせよ、かなり手を焼いた部類にあたります。
うちの子は、寝つきは比較的普通でした。
抱っこして寝かし付けていました。
時間もある程度決め、部屋も薄暗くし、テレビの音も静かにしてと、出来る限り環境を整えました。
寝たかなー?というタイミングでベッドへ寝かせる。
寝が浅いと置いた瞬間に気づかれてしまい振り出しに戻ります。
でもここまでは、いたって普通ですよね。
ここからが違うんです。
大人たちも寝に入る真夜中。
深夜一時二時頃になると、せっかく寝てくれていたはずなのに、目を覚ましてしまうんです。
ミルクを欲しがって起きたわけでも、オムツの不快感があるといった何らかの理由があるわけではないのです。
正直、目が覚めるだけならばほおっておきます。
しかし、そのままにしておくと、夜泣きが始まってしまいます。
マンション暮らしなので、ご近所さんにも迷惑がかかり、苦情が入りでもして、出ていかなくてはならないなんてことにでもなったら大変です。
そこで、夜泣きをやめさせるためにあらゆる手段を投じます。
まずは抱っこ。
それも立ちながらの抱っこです。

はっきりいって抱っこしているうちは泣き止みます。
でも真夜中ですよ?
ずっとなんて無理な話です。
赤ちゃんならまだしも大きくなると、体重もそこそこあるので、ずっと抱っこすることはできません。
この手が通用したのは一歳位まででした。
次の手はおもちゃです。
これで泣き止んでくれたら御の字です。
しかし、どれもこれも不発に終わり、最終手段はお気に入りのビデオです。
ビデオをつけることでどうにか泣き止んでくれます。
夜泣き対策について調べると、思い切って遊ばせることもよいとありますが、どうも私は毎日毎日思い切ったことをしていたということになりますね。
ただ、うちの子は毎晩毎晩このようなことを繰り返していました。
しかも、夜泣きをして、深夜目を覚ましているのにも関わらず、まとまったお昼寝もあまりしないのです。
睡眠は足りているのだろうか? 心配にもなります。
いつまでもビデオばかり見させているのではダメだ。
自分でも分かっています。
でもどうしたら良いか分からない。
どうにかして夜泣きをやめさせる方法はないものだろうか。
いつもそればかり考えていました。
こんな方法あり?まさかの世泣き克服法!

何をやっても上手くいかなかったのですが、夜泣きが一瞬にしてなくなった出来事がありました。
それは引っ越しです。
会社の都合で、今まで行ったこともない土地へ引っ越すことになりました。
皆さん、知らない土地への引っ越しを経験されたことはありますか?
経験されている人は分かると思いますが、引っ越しする時の心の状態は期待と不安とが入り混じった緊張感が常にある感じです。
進学や進級する時の状況に少し似ています。
良くも悪くもとても疲れます。
気疲れといいますか、精神的にも疲れます。
疲れると、さすがに寝ますよね。
それは子供にとっても同様だったらしく、引っ越当日は、ぐっすり寝てくれました。
それから数日後には、家庭支援センターにも毎日のように通うようにしました。
子供にとったら住む場所も、毎日の暮らしぶりも全く違うものになったのです。
これを機に、夜泣きがグングン減っていき、遂には全く夜泣きをしなくなりました。
ここで皆さんにお伝えしたいポイントは二つ。
一つ目は新しい経験をさせて、あえて刺激を与えてみるということです。
生活に刺激を与えることで、今までの悪習慣を一瞬にして断ち切るのです。
世間では、「あまり興奮すると子供は夜寝れなくなるからー。」なんて言いますが、どのみち夜泣きで寝ないのです。
怖いものなんてありません。
ただ、引っ越しをするというのは少々現実的ではないですよね。
そこで、部屋の模様替えをしてみるなんていかがでしょう。
模様替えは大変です。
いつもの掃除だけではなく、物が部屋中をいったりきたりします。
ママも忙しそうです。
まるで引っ越しのようではありませんか?
部屋の雰囲気も変わるので、“いつもと違う”を経験できますよね。
何よりも、家の中で出来るのでいつでも実践できます。
二つ目は日中できるだけ身体を動かし、夜は疲れてはてて寝かせるということです。
良く動いた日は、夜ぐっすり眠れますよね。
わが家は、そうだったのですが、夜泣きをしていた頃は、日中も起きてはいるのですが、活動量自体は極端に少なかったのです。
わが家の夜泣きはこの二つのポイントで克服しました。
リセットしてリスタートするような感じです。
何をやっても解決しない方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
コメントフォーム