子育てをしていて、自分でも訳が分からなくなるくらいイラーっとしたことないですか?
昔だったら、こんなこと何とも思わなかったのに、最近なんだかイライラする。
そんな時ありますよね?
そんな人におススメ。
私のイライラ体験談とその対処方法をお教えします。
子育てママ。切なるイライラの現状
子育てをしていると、上手くいかないことだらけですよね。どんなに準備をしても、慎重にやっても、ダメなときはダメ。
子供が小さいうちは予期しないことだらけのオンパレードで、とってもイライラします。
一つ目は、子供が急に駄々をこねて道端でのけぞりまわってしまう時。
屋内ならまだしも、屋外だと、もう最悪!
洋服は擦れるし汚れるしダブルパンチです。
下が土なら、せっかくのお気に入りのお洋服だって泥だらけ。
そんな泥だらけの子を抱っこする自分の洋服も泥だらけ。
待っているのは、ただただ洗濯。
せめてきれいなショッピングセンターの中でやってくれーと、叫びたくもなります。
だからといって屋内だったら大丈夫というわけでもありません。
屋内なら屋内で、人の目も多く、なんだか白い目で見られているようにもなります。
穴があったら入りたい。
どこか遠くへ逃げたいな状態です。
二つ目は、子供が、スーパーで、がなり声をあげて我がままを言い出す時。
そのほとんどが
子:「○○(大きめのおまけつきのお菓子)買って!!」
ママ:「こんなのダメ」
お菓子にしては高いので、毎日のお買い物のたび、簡単には買ってあげたくはないですよね。
かといって、周りの人には、ケチだと思われているかもしれないと思うと、一刻も早く言うことを聞いて欲しいものです。
最後は、子どもが急に歩かなくなり、抱っこを要求してくる時。
手ぶらだったら、百歩譲って良しとしましょう。
ただ、荷物で両手がふさがっている時や、弟や妹を連れているいる時だと、もうどうして良いか分かりません。
どう考えたって、抱っこできないという時もありますよね。
相手はまだ小さい子供だと分かってはいるけれど、
「ママの身にもなってよ!」
と声を大にして言いたくもなります。
ただ、言えない。言ったらどうなりますか?
火に油を注ぐだけです。
言いたい言葉をグットこらえてはイライラするばかり。
イライラした子育てをするとどんな影響があるの?
長期的に子供に対してイライラばかりしていると、子供は親の顔色を伺う子になってしまいます。何をやっても「また怒られるんじゃないか?」と怯えた表情になったりもします。
最近では、『いい子症候群』という言葉も耳にします。
いい子症候群とは、お母さんやお父さんをはじめ、大人に対していい子を演じてしまう子供のことです。
親の顔色ばかり伺っている子供は、意思表示がうまくできなくなり自分の気持ちを抑えてしまうようになってしまいます。
それからお母さんに及ぼす影響の一つで育児ノイローゼになる可能性もあります。
育児ノイローゼになると精神状態が不安定になり、不眠やうつ状態の症状が出てきます。
症状が悪化すると、虐待などの重大な問題にもなりかねません。
このようになってしまうと、親子関係もぎくしゃくしてしまい、お互いに辛いことでしょう。
このようにならないための対処法を次にご紹介したいと思います。
そもそもイライラにならないようにする

先ずはイライラが起きる状況に、そもそもしないようにすることです。
具体的にどうするかというと、例えば、スーパーではお菓子売り場に近寄らない様にしましょう。
買い物していると、子どもが飽きてきて、「お菓子売り場にでもいってらっしゃい。」と、促しがちです。
しかし、これをやめましょう。
こちらは暇つぶしでもしておいで、ぐらいの感覚ですが、子どもの頭の中では、もしかしたら買ってくれるのかもしれないと期待してしまいます。
なのにも関わらず、買ってくれないからギャーギャー騒ぐのです。
それでもイライラしてしまったときの解消法
そうは言っても、全てのイライラにならない状況を未然に防げるほど、ゆっくりと時間は流れてはくれません。イライラが避けられない状況になってしまった時に、どのように解消すればよいか、私の解決法をお伝えします。
イライラの度合いを数字で表してみます。
例えば、怒りがMAXの状態を10とします。
それをもとに今、自分のイライラ度はいくつなのかを考えてみます。
そんなことを考えているうちに、イライラが少し落ち着いてくるでしょう。
イライラしているときは、目の前のことしか考えられないことがあります。
そんな時に自分のイライラ度を客観的に考えることは重要です。
度数で表わすと、意外と冷静になれたりもします。
イライラしてきたなと感じたら、頭の中でバロメーターをイメージするのです。
このバロメーターがMAXの10になったら、一旦子供と離れてみてください。
別室やトイレなどに行き、気持ちが切り替わるまではそこから出ません。
そうするとまた戻った時に、子供に少しだけ優しくなれる自分がいたりします。
普段の生活習慣から変える

一日のうちでほんの少しでもいいので自分の時間を持つようにしましょう。
その時間はできるだけ子供のことを忘れてもいい時間だと割り切ります。
自分が好きなテレビを見ながらゴロゴロするのもよし!
子供を預かってもらえるのであれば、外でお友達とランチをするのもよし!
私の場合は上記の解消法に加えて、お笑い番組を見て思いっきり笑ったり(意外とこれ重要です。笑)
一日の疲れをとるために、ゆっくり入浴をして体のストレッチをしたりしています。
日中、子供と一緒にいてイライラしてきたなぁと感じたら、子供に見つからないようにチョコレートをこっそり食べるのもいいですよ。
考え方も変えてみる
子供にイライラしてしまうのは、親の思い通りにしようとするからなのです。子供も人間ですから、どんなに小さい年齢でもその子にも自分の気持ちがあるのです。
子供は自分の気持ちに共感してもらいたいのです。
どんなことにもまずは共感してあげる。
たとえ怒りたくなるようなことを子供がしてしまったとしても、
怒る前にまずは共感してあげてください。
例えば、なかなか着替えをしてくれない、お風呂に入ってくれないなど…
時間通りに行動できずにイライラしてしまいがちですが、怒る前に
「〇〇するの嫌だよね、面倒くさいもんね。」
など自分が思っていなくても子供が思っていることを代弁してあげるのです。
そしてそれをしてくれた後には、いいことがあるというメリットも伝えてあげてください。
そうすると子供は自分の気持ちを理解してくれたことで少しは言うことをきいてみようかなと思い始めます。
私も自分では大人げない性格だと思っているので共感するのに苦労しましたが、この方法でだいぶ子供がスムーズに動いてくれるようになったので、子供に対してイライラしなくなりました。
さいごに
子育てはあっという間ともいいますが、時期によって子供の成長はどんどん変わります。目の前の些細なことでイライラしていた自分が、数か月後、数年後には懐かしく感じるようにもなります。
息が詰まりそうなときは、上手に息抜きしながら気長にお子さんと楽しい思い出をいっぱい作ってあげてくださいね。